日本公認外部監査人会の考え方
監査は、過去を見つめるマイナーな行為の印象がありますが、監査のシステムを応用、利用することによって積極的なツールとして捉えることができるのです。過ぎ去った過去をどんなに見つめても過去そのものは修正や変更はできません。しかし、過去を未来のための情報として捉えなおすことによって過去の経験が未来のための素晴らしいツールになります。公認外部監査人の行う経営監査や業務監査は、そのような意味で未来のためのツールにならなければならないと考えます。人は、過ちを犯し後悔もします。しかし、過去は未来のためのツールとして捉えれば「過去は全て正しかった。反省すれども後悔無し」になるのではないでしょうか。
しかも、経営監査は、従来は、内部監査として行われてきましたが、外部に経営監査を委託することのリスクを考えるとなかなか、公認外部監査人に委託することは難しいと考えられます。しかし、秘密の漏洩は、内部外部に関係なく漏洩する人の人間性、利害に関係するものと考えます。内部の社員が秘密を漏洩すれば解雇になりますが、公認外部監査人がもし、秘密を漏洩した場合は、資格はく奪は疎か、公認外部監査人として先行きを塞いでしまうことになります。秘密漏洩は、内部外部に関係なくあってはならないことですから、全力で秘密保持に努めなければなりません。日本公認外部監査人会は、徹底した教育により秘密保持を励行するためのシステムを開発しています。そのために、公認外部監査人は遵法精神とモラルの硬い者を人選しているのです。
秘密保持、保護ももちろん重要ですが、公認外部監査人を採用することにより、過去の経験、事実に基づき更なる経営改善が進み、「禍転じて福となす」ことこそ重要と考えます。人も組織も常に進歩しています。進歩を止めたとき人は死に、組織は崩壊します。前に進みたい積極的な組織、企業には、ぜひ公認外部監査人の採用をお願いしたいと考えます。未来のための監査とはどのような監査を言うのかを知って頂きたいと思います。
このような、考え方をもって日々、制度研究に邁進したいと考えております。
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監査制度の理論と実践を研究します。
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